拝啓
早春の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。日頃は格別のお引き立てにあずかり心よりお礼申し上げます。
IT業界でこれまで様々な企業様とご一緒させて頂いております中で、ウェブコネ(ウェブ・コネクト)としての経験やITに関連する事など共有をしていきたいと思います。
1.はじめに
さて、初回はIT技術の変化についてお伝えしたいと思います。
時代や技術の進化によって、IT環境は日々変化していきます。デジタルマーケティングにおいても同様です。
特にデジタル技術の発展はめざましく、今の常識が数年後には完全に覆されることも多々あると思っております。
例えば、「スマホ」などのデバイスを持ち、人それぞれ自由に情報にアクセスできる「未来」は、最初にマーケティングという概念が生まれた1900年代では、凡そ考えられなかったことです。
(私がIT業界に携わったのも、この時期からです。。)
また、デジタル技術やITの進化だけでなく、消費者の意識の変化により、近年、企業は社会的責任を担う立場として、消費者から模範となる姿を常に求められる様になりました。
この様にITやデジタルマーケティングを考えるとき、時代の先を見る目というのは非常に重要になってきます。
そして、同時に変わらないものがあります。
それは、マーケティングやビジネスの対象が常に「人」であるということです。
2.日々アップデート
お世話になっているお客様、弊社にご提案の機会を頂いているお客様に貢献できるよう、本質的な部分や進化する技術を日々学んでいっております。
それは、デジタルマーケティングの「基本」と「時流」を、木の幹と枝のように展開しています。
「基本」は、マーケティング4.0の「5A」や顧客の行動心理モデルという根幹を理解して応用する事と考えております。
一方、「時流」とは、Society5.0やSDGsといった社会の大きな流れと、今世の中で利用されているYouTubeやInstagramなどの影響力を持つツールの事です。
「基本」は、ツールが変わっても揺らぐことはなく、10年・20年単位で変わらないものです。
そして、「時流」のツールは数年単位で高速に変わっていきます。
どちらか一方では成果が出ず、車輪の両輪のように両方が必要になります。
この「基本」を磨きながら、「時流」のアップデートに日々努めていきたいと思っております。
3.マーケティングとデジタルマーケティング
人はなぜ、商品やサービスに魅了されるのでしょうか? その理由はブランドや商品の持つ「世界観」をはじめ、いくつもの要素があります。
ITの進化をおさえた上で、消費者の行動心理に対し企業としてどのような手順で世界観をつくりマーケティングをしていったら良いか。。
今回、マーケティングとデジタルマーケティングの意味合いについて少しふれますと、マーケティングは「自然と売れる仕組みづくり」と思っております。
それでは、デジタルマーケティングとは何のことでしょうか。
一言でいえば、デジタルマーケティングとは、顧客満足度を高めた上で「デジタル技術を活用して売れる仕組みをつくる」ことです。
現代のデジタルマーケティングは、Webを活用して売れる仕組みをつくる「Webマーケティング」を内包した、大きなマーケティングの中の1つになると考えております。
さいごに
2020年代に入り、デジタルマーケティングはオンラインとオフラインが融合した、つまりこれまでのマーケティングとデジタルマーケティングの垣根を越え、1つの纏まりへと発展しております。
マーケティングに必要な新たな視点から、ITやDXに関する色々な情報を今後もお届けしていければと思います。
お客様各位の将来の事業経営・さらなる事業の発展をお祈りしております。
今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
敬具